過去のナビゲーションリンクのスキップSecure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > セキュリティー > Secure Global Desktop が使用するポート

Secure Global Desktop が使用するポート

このページでは、Secure Global Desktop が使用するポートとそれらの使用目的について説明します。また、Secure Global Desktop で使用するファイアウォールを設定するときの、注意事項とプロトコル情報についても説明します。 ポートは、使用目的に応じて分類されます。

クライアントデバイスと Secure Global Desktop サーバーの間の接続に使用されるポート

ソース 宛先 宛先ポート 目的
クライアント Secure Global Desktop ホストの
Web サーバー
80/tcp 標準の暗号化されない HTTP 要求と HTTP 応答。Webtop を表示するために使用されます。
クライアント Secure Global Desktop ホストの
Web サーバー
443/tcp 安全性が高く、暗号化される HTTP 要求と HTTP 応答。Webtop を表示するために使用されます。
クライアント Secure Global Desktop サーバー 3144/tcp 標準の暗号化されない接続。制御、およびアプリケーションの表示を更新するために使用されます。
クライアント Secure Global Desktop サーバー 5307/tcp SSL を使用し、安全性が高く、暗号化される Secure Global Desktop サーバーへの接続。制御、およびアプリケーションの表示を更新するために使用されます。

Secure Global Desktop サーバー間の接続に使用されるポート

ソース 宛先 宛先ポート 目的
Secure Global Desktop サーバー 別の Secure Global Desktop サーバー 515/tcp tarantella print move コマンドを使用して、Secure Global Desktop サーバー間で印刷ジョブを移動するときに使用されます。
Secure Global Desktop サーバー 別の Secure Global Desktop サーバー 5427/tcp Secure Global Desktop サーバー間の接続に使用されます。アレイを複製し、アレイ間で静的データと動的データを共有することができます。

Secure Global Desktop サーバーとアプリケーションサーバーの間の接続に使用されるポート

ソース 宛先 宛先ポート 目的
Secure Global Desktop サーバー アプリケーションサーバー 22/tcp Secure SHell (SSH) を使用して、X アプリケーションと文字型アプリケーションに接続するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー アプリケーションサーバー 23/tcp telnet を使用して、Windows アプリケーション、X アプリケーション、および文字型アプリケーションに接続するために使用されます。
アプリケーションサーバー Secure Global Desktop サーバー 137/udp WINS サービスとクライアントドライブマッピングのために使用されます。
サーバーが起動時にこのポートにバインドされるのは、WINS サービスが現在使用可能になっている場合に限られます。
アプリケーションサーバー Secure Global Desktop サーバー 139/tcp クライアントドライブマッピングサービスで使用されます。
クライアントドライブマッピングサービスが使用可能になっているか否かに関係なく、サーバーは起動時にこのポートにバインドされます。
Secure Global Desktop サーバー アプリケーションサーバー 512/tcp rexec を使用して、X アプリケーションに接続するために使用されます。
アプリケーションサーバー Secure Global Desktop サーバー 515/tcp アプリケーションサーバーから Secure Global Desktop サーバーに印刷ジョブを送信するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー アプリケーションサーバー 3389/tcp Microsoft RDP プロトコルを使用するように設定された Windows アプリケーションに接続するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー アプリケーションサーバー 3579/tcp プライマリ Secure Global Desktop サーバーと、アプリケーションサーバーで実行される Secure Global Desktop 負荷分散サービスとの間の接続のために使用されます。
アプリケーションサーバー Secure Global Desktop サーバー 3579/udp アプリケーションサーバーで実行される Secure Global Desktop 負荷分散サービスと、プライマリ Secure Global Desktop サーバーとの間の接続のために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー アプリケーションサーバー 5999/tcp Wincenter プロトコルと telnet 接続を使用するように設定された Windows アプリケーションに接続するために使用されます。Wincenter プロトコルのサポートは終了していますが、以前の Windows アプリケーションオブジェクトで使用されている可能性があります。
アプリケーションサーバー Secure Global Desktop サーバー 6010/tcp 以上 X アプリケーションと、Secure Global Desktop サーバーで動作するプロトコルエンジンを接続するために使用されます。

認証サービスとディレクトリサービスへの接続に使用されるポート

ソース 宛先 宛先ポート 目的
Secure Global Desktop サーバー Windows サーバー 88/udp または tcp Windows ドメインのユーザーを認証するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー Windows サーバー 137/udp Windows ドメインのユーザーを認証するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー Windows サーバー 139/tcp Windows ドメインのユーザーを認証するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー LDAP ディレクトリサーバー 389/tcp LDAP を使用して、ユーザーの認証や Webtop コンテンツの提供を行うために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー Windows サーバー 464/udp または tcp 有効期限が切れたパスワードの変更をユーザーに許可するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー LDAP ディレクトリサーバー 636/tcp SSL ベースの LDAP (LDAPS) を使用して、ユーザーの認証や Webtop コンテンツの提供を行うために使用されます。
RSA SecurID/ACE Server® Secure Global Desktop サーバー 1024/udp ~ 65535/udp SecurID/ACE を使用してユーザーを認証するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー Windows サーバー 3268/tcp Windows ドメインのユーザーを認証するために使用されます。
Secure Global Desktop サーバー RSA SecurID/ACE Server 5500/udp SecurID/ACE を使用してユーザーを認証するために使用されます。

関連トピック