Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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> SecurID ログイン認証機能
SecurID ログイン認証機能は、RSA SecurID トークンを持つユーザーに、Secure Global Desktop にログインすることを許可します。このログイン認証機能では、RSA ACE/Server® に照合して認証が行なわれます。
RSA SecurID は RSA Security, Inc. の製品で、ユーザーが知っていること (PIN) およびユーザーが所持しているもの (PIN パッド、標準カード、ソフトウェアトークンなどの別の「トークン」から提供されるトークンコード) という 2 つのファクタから成る認証を実行します。PIN およびトークンコードを組み合わせると、パスコードになります。このパスコードが、Secure Global Desktop にログインするときのパスワードとして使用されます。
このログイン認証機能ではあいまいなユーザーはサポートされないため、あいまいなログイン要求は拒否されます。
このログイン認証機能は、デフォルトでは使用不能です。
注 SecurID 認証は、x86 プラットフォームの Solaris Operating System ではサポートされていません。
ユーザーは RSA SecurID ユーザー名 (たとえば「indigo」) およびパスコードを入力します。
ENS に人物オブジェクトが見つかった場合は、そのオブジェクトが識別情報として使用されます。
ENS に人物オブジェクトが見つからなかった場合、識別情報は .../_service/sco/tta/securid/SecurID-username.
となります。
ENS に人物オブジェクトが見つかった場合は、そのオブジェクトがログインプロファイルとして使用されます。
ENS に人物オブジェクトが見つからなかった場合は、プロファイルオブジェクト o=Secure Global Desktop System Objects/cn=SecurID User Profile
が使用されます。
エミュレータセッションおよびパスワードキャッシュエントリは、どれが使用されるかにより、人物オブジェクトあるいは SecurID User Profile オブジェクトのいずれかに所属します。
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