Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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> Secure Global Desktop でのコピー&ペーストの使用
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ユーザーは、Secure Global Desktop を使って表示したアプリケーション間でテキストをコピー&ペーストできます。また、クライアントドライブで稼働中のアプリケーションや、Secure Global Desktop を使って表示したアプリケーション間でも、テキストをコピー&ペーストできます。Secure Global Desktop は、Unicode 文字のコピー&ペーストをサポートします。
グラフィックスのコピー&ペーストは、Microsoft Windows 2000/2003 のアプリケーションでのみ可能です。旧 Webtop を使用している場合、ユーザーがグラフィックスをコピー&ペーストできるのは、Microsoft Windows 用の Native Client を使用している状況に限られます。
Windows および X アプリケーション では、コピー元のアプリケーションで通常の方法を使ってコピーしてから、コピー先のアプリケーションで通常の方法を使ってペーストします。
文字型アプリケーションの場合、マウスの右ボタンでクリックしてから、「コピー」または「ペースト」を適切にクリックします。文字型アプリケーションでテキストのカラムを選択するには、Shift キーを押しながらテキストを選択します。
Secure Global Desktop 管理者 を使用すると、Windows および X アプリケーションでのコピー&ペースト操作を完全に制御できます。
Secure Global Desktop 管理者 では、Secure Global Desktop を使って表示された Windows および X アプリケーション内でのコピー&ペースト操作を、次の方法で制御できます。
セキュリティーレベルを設定する場合、数が大きくなるについてセキュリティーレベルも高くなります。
注 Secure Global Desktop を使って表示される文字型アプリケーションは、クライアントで実行中のアプリケーションと同様に扱われます。これは、文字型アプリケーションでは、コピー&ペースト操作にローカルクライアントクリップボードが使用されるためです。
ユーザーが (セキュリティーレベルが異なるなどの理由で) 許可されないコピー&ペースト操作の実行を試みると、コピーしたデータの代わりに次のメッセージがペーストされます。
Sun Secure Global Desktop Software: Copied data not available to this application
コピー&ペーストは、Indigo Insurance 組織のすべてのユーザーで有効です。Array Manager では、クライアントのセキュリティーレベルは 3 (デフォルト) に設定されています。
Object Manager では、指定されたセキュリティーレベルを持つ次のアプリケーションが作成されます。
アプリケーション | Clipboard Security Level |
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XFinance | 3 |
XClaim | 4 |
Write-o-Win | 4 |
Slide-o-Win | 2 |
Emma Rald は、これらのアプリケーションを実行する際に、次のコピー&ペースト操作を実行できます。
アプリケーション | Emma がペースト可能なデータのコピー元 |
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XFinance |
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XClaim |
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Write-o-Win |
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Slide-o-Win |
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TTA_TEXTCONV_LANG
環境変数を設定することで、UTF-8 ロケールを指定できます。次に例を示します。
この環境変数を有効にするには、Secure Global Desktop を再起動する必要があります。TTA_TEXTCONVLANG=en_US.UTF8; export TTA_TEXTCONVLANG
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