Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> アプリケーション、ドキュメント、ホスト
> クリップボードセキュリティーレベル (--clipboardlevel)
属性名 | 使用法 |
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Clipboard Security Level | ボックスに数値を入力するか、リストから選択します。 |
コマンドオプション | 使用法 |
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--clipboardlevel level |
ここで、level はセキュリティーレベルです。 |
この属性を使用して、Windows または X アプリケーションのエミュレータセッションにおけるユーザーのコピー&ペースト操作を制御します。
セキュリティーレベルを指定する場合に、この属性を使用します。セキュリティーレベルには、任意の正の整数を指定できます。数値が大きくなるほど、セキュリティーレベルも高くなります。
アプリケーションのセキュリティーレベルがソースアプリケーション (データのコピー元アプリケーション) と同等以上である場合のみ、そのアプリケーションにデータをコピー&ペーストできます。
Secure Global Desktop クライアントも、セキュリティーレベルを保持します。クライアントがソースアプリケーションと同等以上のセキュリティーレベルを保持している場合のみ、そのクライアントデバイス上で稼働しているアプリケーションにデータをコピー&ペーストできます。
コマンド行で -1
を指定して、コピー&ペースト操作を無効にします。
デフォルトのセキュリティーレベルは 3 です。
この属性に対する変更が反映されるのは、新規エミュレータセッションだけです。
--clipboardlevel 5
アプリケーションのセキュリティーレベルを 5 に設定します。ソースアプリケーションまたはクライアントのセキュリティーレベルが 5 以下の場合のみ、このアプリケーションに対してデータをコピー&ペーストできます。
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