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プリンタの設定に関する問題の解決

Microsoft RDP Windows プロトコルを使用する Windows アプリケーションから印刷を行う場合、ユーザーは使用するプリンタの設定を変更できます。このページは、プリンタ設定に関する問題を解決するときに役立ちます。

ユーザーの現象にもっとも近いセクションを選択してください。

クライアントプリンタの現在の設定が無視される

はじめて定義したクライアントプリンタの設定 (用紙サイズや印刷方向など) には、クライアントプリンタの現在の設定ではなく、アプリケーションサーバーに設定されているそのプリンタドライバのデフォルト値が適用されます。

ユーザーはアプリケーションサーバー上のプリンタ設定を変更でき、変更した設定はクライアントデバイスを使ってそのプリンタに次回に接続すると使用されます。

プリンタ設定に加えた変更が適用されない

デフォルトの用紙サイズなどのプリンタ設定を変更しても、次回の Windows アプリケーション実行時にその変更が適用されないことがあります。

設定を変更しても、その新しい設定はすぐにクライアントに送信されるわけではありません。プリンタ設定を変更したときには、数分経ってから Windows アプリケーションからログアウトすることをお勧めします。

プリンタを変更するとプリンタ設定が失われる

プリンタ設定はドライバ名に直接関連付けられます。つまり、使用するプリンタを変更するときに、新しいプリンタで別のドライバ名を使用する場合には、プリンタ設定を再設定する必要があります。

ローカルプリンタ設定がリモート Windows アプリケーションで設定されない

Secure Global Desktop を使用するときに、ローカルプリンタのプリンタ設定はリモート Windows アプリケーションのプリンタには設定されません。ただし、Microsoft ターミナルサービスクライアントを使用するときには設定されます。

Secure Global Desktop ではこの機能はサポートされていません。

PDF 印刷を使用するときにプリンタ設定が無視される

Windows クライアントで Secure Global Desktop PDF 印刷を使用するときに、一部のプリンタ設定が Adobe Reader で無視されることがあります。

この問題は、PDF 印刷に使用するプリンタドライバに、クライアントプリンタで利用できない設定が含まれている場合に発生する可能性があります。

印刷方向などの一部の設定は、Windows アプリケーションセッションのプリンタだけでなく、Adobe Reader の印刷ダイアログボックスでも設定する必要があります。Adobe Reader を設定すれば、設定が記憶されます。

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