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ユーザーがログインしようとするとユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示される場合

このダイアログが表示されるのは、人物オブジェクトの属性を共有していて、同じパスワードを使用しているユーザーに限られます。

ユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示されるのを防ぐには、次のいずれかの方法で対処します。

原因

ユーザーは、名前、ユーザー名、または電子メールアドレスを「Username」ボックスに入力したあとに、パスワードを入力してログインします。たとえば、ユーザー Indigo Jones は、Indigo Jones、indigo、または indigo@indigo-insurance.com を「Username」ボックスに入力することができます。

次に、ENS ログイン認証機能またはLDAP ログイン認証機能が、ユーザーが入力した文字列に一致する「名前」属性を持つ人物オブジェクトを、ENS データベースまたは LDAP データベースで検索します。名前の検索が失敗した場合、ユーザーが入力した文字列に一致する「Username」属性を持つ人物オブジェクトを、対象データベースで検索します。ユーザー名の検索も失敗した場合、ユーザーが入力した文字列に一致する「email address」属性を持つ人物オブジェクトを対象データベースで検索します。

一致する人物オブジェクトが 1 つだけ見つかり、入力されたパスワードが正しい場合は、ユーザーをログインさせます。

複数の人物オブジェクトが一致した場合、あいまいなログインの可能性があります。 したがって、Secure Global Desktop は入力された属性を共有している人物オブジェクトのパスワードを照合します。

パスワードが 1 つの人物オブジェクトだけと一致した場合、ユーザーをログインさせます。

パスワードが複数の人物オブジェクトと一致した場合、ユーザー名にあいまい性があることを示すダイアログが表示されます。このダイアログでユーザーは、あいまい性を解消するために、はじめに入力しなかった 2 つの属性のうち 1 つを入力するよう要求されます。

この情報でもあいまい性の解消に失敗した場合、つまり、2 つの属性とパスワードが複数の人物オブジェクトによって共有されている場合、ユーザーは、残りの属性を入力するよう要求されます。

この情報でもあいまい性の解消に失敗した場合、ログインは失敗します。

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