Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > ユーザーと認証 > guest ユーザー用の共有アカウントの使用

guest ユーザー用の共有アカウントの使用

通常、ユーザーは独自の人物オブジェクトを持っていて、人物オブジェクトはユーザー間で共有されません。ただし、guest ユーザー用のアカウントを共有する場合のように、複数のユーザーが同一のユーザー名とパスワードを使用してログインすることを許可したい場合があります。

ENS 人物オブジェクトをログインプロファイルとして使用するログイン認証機能を 1 つ以上使用している場合にのみ、アカウントの共有が可能です。

注匿名ユーザーは常に共有アカウントを使用しているものとして処理されます。

人物オブジェクトを共有するには、次の手順を実行します。

Object Manager で、共有する人物オブジェクトを作成します。
「Shared Between Users (Guest)」の横のボックスにチェックマークを付けます。

guest ユーザーには、アプリケーションサーバーのパスワードは一切求められません。これは、guest ユーザーがパスワードキャッシュエントリを追加したり、変更したりできないことを意味します。guest ユーザー用のアプリケーションサーバーパスワードを管理するには、tarantella passcache コマンドを使用します。

関連トピック
ログイン認証機能 Webtop の同時使用を許可 (--shared)