Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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ウィンドウを閉じるアクション (--windowclose)
この属性のオブジェクト
Object Manager
属性名 |
使用法 |
Window Close Action |
リストから設定値を選択します。 |
コマンド行
コマンドオプション | 使用法 |
--windowclose notifyapp | killapp | suspendsession | endsession |
有効な値を指定します。 |
説明
この属性は、ユーザーがウィンドウマネージャーの装飾を使用してメインアプリケーションウィンドウを閉じた場合の処理を決定します。この属性を適用できるのは、「Display Using」が「client window management」または「independent window」に設定されているアプリケーションに限られます。
Object Manager |
コマンド行 |
説明 |
Notify application |
notifyapp |
- 閉じるアクションをアプリケーションに通常の方法で通知します。アプリケーションが要求を無視した場合、Secure Global Desktop はアプリケーションを強制終了 (kill) します。
- コマンド行でオブジェクト属性を一覧表示すると、この属性値は
notifyclient として表示されます。 - この設定を適用できるのは、「Display Using」が「client window management」に設定されている X アプリケーションに限られます。
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Kill application |
killapp |
- Secure Global Desktop はアプリケーションを強制終了 (kill) します。これは、プログラム
xkill を使ってアプリケーションを終了するのに似ています。この設定を使用するのは、ユーザーがアプリケーションを閉じる際に障害が発生した場合に限定します。 - コマンド行でオブジェクト属性を一覧表示すると、この属性値は
killclient として表示されます。 - この設定を適用できるのは、「Display Using」が「client window management」に設定されている X アプリケーションに限られます。
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Suspend session |
suspendsession |
- アプリケーションオブジェクトが再開可能な場合、アプリケーションのエミュレータセッションを中断します。アプリケーションオブジェクトが再開不能な場合、エミュレータセッションは終了します。この設定を使用するのは、アプリケーションにユーザーを終了させる独自の機構がある場合に限定します。
- Secure Global Desktop Client を統合モードで使っている場合、中断しているアプリケーションを再開するためのコントロールはありません。アプリケーションを再開するためには、いったんログアウトしてからログインし直すか、Webtop を表示する必要があります。
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End session |
endsession |
- Secure Global Desktop はアプリケーションのエミュレータセッションを終了させます。
- これは、「Display Using」が「independent window」に設定されている Windows アプリケーションや文字型アプリケーションのデフォルト設定です。
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注 複数のアプリケーションを実行中の CDE セッションなど、エミュレータセッションに複数のメインアプリケーションウィンドウがある場合に、この属性が「Suspend Session」または「End Session」に設定されていると、いずれかのアプリケーションを閉じたときにセッション全体がサスペンドまたは終了されます。
例
--windowclose suspendsession
上記の属性では、アプリケーションのメインウィンドウを閉じると、アプリケーションオブジェクトが再開可能なかぎり、エミュレータセッションが中断されます。
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