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プロパティーの調整 (サーバー固有)

Array Manager の「Tuning Properties For...」パネルに表示される属性を使うと、Secure Global Desktop サーバーを調整することができます。属性は、各 Secure Global Desktop サーバーに個別に適用されます。

コマンド行で、tarantella config コマンドを使って、次の設定内容を表示および編集します。

Array Manager コマンド行 説明
Processing Limits: Maximum simultaneous requests --tuning-maxrequests num
  • サーバーが同時に処理する要求の最大数。
  • 大まかな目安として、CPU の数を 4 倍した値を設定します。
  • この設定を高くしすぎると、パフォーマンスが低下します。
  • この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
Processing Limits: Maximum simultaneous webtop connections --tuning-maxconnections num
  • Webtop 同時接続 (Secure Global Desktop クライアントと Secure Global Desktop サーバーの間の接続) の最大数。
  • 上限値に達すると、新たな接続は拒否されます。
  • この設定を高くしすぎると、パフォーマンスが低下します。
  • この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
File Descriptors --tuning-maxfiledescriptors num
  • 許容できる open ファイル記述子の最大数。
  • この値を増やすと、処理できる同時接続の数が増えます。
  • この値は、すべての Secure Global Desktop サーバーコンポーネントに影響を与えます。
  • この設定を高くしすぎると、パフォーマンスが低下します。
  • この属性に対する変更は、サーバーを再起動した時点で反映されます。
Server JVM Size --tuning-jvm-initial MB
--tuning-jvm-scale percent
--tuning-jvm-max MB
  • Secure Global Desktop サーバーの Java 2 Platform Standard Edition Runtime Environment (JRE) に割り当てるメモリのサイズと拡張率を次の 3 つの属性で制御します。
    • Secure Global Desktop サーバーの Java Virtual Machine (JVM) に初期状態で割り当てるメモリの容量 (MB)。この値は、ホスト上の RAM の容量未満に設定します。
    • 拡張係数 (%)。必要な時に JVM メモリを動的に増やすのに使用されます。
    • サーバーの JVM の最大サイズの絶対値 (MB)。 この値を超えることは決してありません。
  • この設定を高くしすぎると、パフォーマンスが低下します。
  • この属性に対する変更は、サーバーまたは JVM を再起動した時点で反映されます。
Resource Synchronization --tuning-resourcesync-time time
  • アレイで使用可能にした場合、毎日リソースの同期を開始する時刻。
  • サーバーのローカルタイムゾーンを使用します。
  • 24 時間形式で時刻を指定します。たとえば、午後 4 時は "16:00" と指定します。
  • この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
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