Array Manager の「Security Properties」パネルに表示される属性は、アレイのセキュリティーの設定です。属性はアレイのすべてのメンバーに適用されます。
Array Manager |
コマンド行 |
説明 |
Password Cache: Generate new encryption key on restart |
--security-newkeyonrestart 1 | 0 |
- パスワードキャッシュ用の新規暗号キーを、Secure Global Desktop サーバーの再起動時に生成するかどうかを設定します。
- 新しい暗号キーが生成された場合、既存のパスワードキャッシュはその新しいキーを使用して暗号化され、キャッシュにそのまま残ります。
|
Print Name Mappings: Expire after |
--security-printmappings-timeout seconds |
- 印刷ネームマッピングテーブルのエントリを保持する期間。このテーブルを使って、ユーザーがアプリケーションで印刷してから、印刷ジョブを失うことなくアプリケーションを終了できるようにします。
- そのアプリケーションサーバー上の最後のアプリケーションをユーザーが閉じた時点から、タイマーの計時が始まります。
- アプリケーションでプリンタを選択してから、プリンタが応答するまでの最大遅延時間よりも長い値を設定することを推奨します。
- この値を変更した場合、既存の終了タイムアウトはすべてリセットされます。この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
- テーブルをフラッシュするには、0 を設定し「Apply」をクリックしてから、もっと大きな値を設定します。
- テーブルを表示するには、
tarantella print status --namemapping コマンドを使用します。
|
Connection Types: Apply when users log in |
--security-applyconnections 1 | 0 |
- Secure Global Desktop へのユーザーのログイン時に、「Connections」属性を記録するかどうかを設定します。
- 人物オブジェクト、組織単位オブジェクト、または組織オブジェクトの「Connections」属性を使用する場合、このボックスにチェックマークを付けます。コマンド行の場合は 1 を設定します。
- Secure Global Desktop セキュリティーサービスが有効でない場合、このボックスをチェックマークを消します。
- Secure Global Desktop セキュリティーサービスが有効な場合には、このボックスにチェックマークが付いていて、ほかの接続が定義されていないかぎり、セキュア接続が使用されます。
- このボックスのチェックマークを消すと、ユーザーはより迅速にログインすることができます。
- この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
|
X Displays: Use X authorization (xauth) |
--security-xsecurity 1 | 0 |
- X 認証を使用してすべての Secure Global Desktop X ディスプレイのセキュリティーを向上させるかどうかを指定します。この属性を設定すると、承認されていないユーザーが X ディスプレイにアクセスすることを防ぐことができます。
- X 認証を使用することを推奨します。デフォルトで有効になっています。
- X 認証を使用するには、アプリケーションサーバーに xauth がインストールされている必要があります。
- X 認証が有効になっている場合は、Secure Global Desktop の標準の場所で xauth バイナリが検査されます。バイナリが標準以外の場所にある場合は、追加の設定が必要になることがあります。
- この属性に対する変更は、すぐに反映されます。
注 この設定によりセキュリティーが向上するのは、Secure Global Desktop サーバーとアプリケーションサーバーの間にある X ディスプレイだけです。
|
Copyright © 1997-2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.