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負荷分散のプロパティー (アレイ全体)

Array Manager の「Load Balancing Properties」パネルに表示される属性は、次の目的で使用されます。

属性はアレイのすべてのメンバーに適用されます。

コマンド行で、tarantella config コマンドを使って、次の設定内容を表示および編集します。

属性に対する変更は、すぐに反映されます。

Array Manager コマンド行 説明
Emulator Sessions:
Use array member with		 --sessions-loadbalancing-algorithm algorithm
  • アプリケーションの起動時に、エミュレータセッションのホストとして機能するアレイのメンバーの選択に使用するアルゴリズム。言い換えれば、ユーザーがアプリケーションを起動する際に、プロトコルエンジンの実行場所の選択に使用される方法です。
  • Array Manager では、「User's webtop session」、「Least CPU usage」、および「Fewest emulator sessions」という値として表示されます。
  • コマンド行では、次の値として入力します。
    .../_beans/com.sco.tta.server.loadbalancing.tier2.LocalLoadBalancingPolicy
    (「User's webtop session」に対応)
    .../_beans/com.sco.tta.server.loadbalancing.tier2.CpuLoadBalancingPolicy
    (「Least CPU usage」に対応)
    .../_beans/com.sco.tta.server.loadbalancing.tier2.SessionLoadBalancingPolicy
    (「Fewest emulator sessions」に対応)
  • ユーザーの Webtop セッションのホストとして機能しているアレイメンバーを選択するには、「User's webtop session」を選択します。
Applications:
Use application server with		 --launch-loadbalancing-algorithm cpu | memory | sessions
  • アプリケーションの実行にもっとも適したアプリケーションサーバーを選択するために、Secure Global Desktop が使用するデフォルトアルゴリズム。アプリケーションサーバーは、アプリケーションオブジェクトの「Hosts」タブで定義されたサーバーから選択されます。
  • この属性は、アプリケーションオブジェクトの「Load Balancing Algorithm」の値が「Use array-wide setting」に設定されている場合にのみ使用されます。
  • 次のいずれかの設定を選択します。
    • Least CPU usage (cpu) - CPU のアイドル時間がもっとも長いアプリケーションサーバーを選択します。
    • Most free memory (memory) - 空きメモリーがもっとも多いアプリケーションサーバーを選択します。
    • Fewest application sessions (sessions) - Secure Global Desktop を通じて実行されるアプリケーションセッションがもっとも少ないアプリケーションサーバーを選択します。これは、デフォルト設定です。

    注 これらのアルゴリズムを使用するには、アプリケーションサーバーに Sun Secure Global Desktop Enhancement Module もインストールする必要があります。
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