過去のナビゲーションリンクのスキップSecure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > はじめに > 3 層アーキテクチャーの概要

3 層アーキテクチャーの概要

このトピックの内容
  • Secure Global Desktop の 3 層アーキテクチャーモデルを理解します。

Secure Global Desktop は 3 層アーキテクチャーモデルを使って構築されています。

3 層アーキテクチャーの図: アプリケーションサーバー (右)、Secure Global Desktop サーバー (中央)、クライアントデバイス (左)

同一ホスト上に複数の層を常駐させることができます。たとえば、1 台の UNIX ホストで、Secure Global Desktop サーバーおよびアプリケーションサーバーを稼働できます。ただし、層は論理的に独立させておく必要があります。

第 1 層: クライアントデバイス

クライアントデバイスは 1 台のハードウェアであり、Web ブラウザと Sun Secure Global Desktop Client を使って Secure Global Desktop と通信できます。

Web ブラウザは、第 2 層の Secure Global Desktop Web Server と通信し、ユーザーに対して Webtop を表示します。

Sun Secure Global Desktop Client は、第 2 層の Secure Global Desktop サーバーと通信し、ユーザーが実行するアプリケーションを表示します。

Adaptive Internet Protocol (AIP) は、第 1 層と第 2 層の間でネットワークを最適に利用できるようにします。

第 2 層: Secure Global Desktop サーバー

第 2 層は、1 台の Secure Global Desktop サーバーで構成されているか、アレイを形成するよう設定された複数の Secure Global Desktop サーバーで構成されています。

Secure Global Desktop サーバーは次の処理を行ないます。

第 3 層: アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーは、ユーザーのアプリケーションを実行します。

ユーザーが Webtop 上のリンクをクリックすると、Secure Global Desktop は該当するアプリケーションサーバー上でアプリケーションを起動します。アプリケーションからの出力は、Secure Global Desktop サーバーによって、アプリケーションサーバーからクライアントデバイスに転送されます。

アプリケーションに関して Secure Global Desktop を設定する場合、アプリケーションを実行できるすべてのアプリケーションサーバーに関する情報を入力します。Secure Global Desktop はアプリケーションサーバー間で負荷を分散します。

まとめ

関連トピック