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ファイアウォール転送モードの場合にユーザーが Secure Global Desktop に接続できない

ファイアウォール転送モードの場合に、ユーザーが Secure Global Desktop に接続できないことがあります。この問題の一般的な原因は、Secure Global Desktop が Secure Global Desktop Web Server よりも前に起動されたことです。

ファイアウォール転送モードの場合、Secure Global Desktop はポート 443 で待機して、すべての Web 接続を localhost ポート 443 (127.0.0.1:443) 上で待機するよう設定されている Secure Global Desktop Web Server に転送します。Secure Global Desktop が Secure Global Desktop Web Server より前に起動した場合、Secure Global Desktop は使用可能なすべてのインタフェースへのバインドを実行します。このため、Secure Global Desktop がすべての Web 接続を自分自身に転送して無限ループに陥ります。

1 つの解決策は、Secure Global Desktop Web Server を常に Secure Global Desktop より前に起動することです。

別の解決策は、localhost インタフェースへのバインドを実行しないように Secure Global Desktop を設定することです。これを実行するには、次のコマンドを実行します。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップtarantella config edit \
  --tarantella-config-server-bindaddresses-external "!127.0.0.1"

一部のシェルでは、!127 が置き換えられるため、二重引用符 ("!127.0.0.1") を使用できません。代わりに一重引用符 ('!127.0.0.1') を使用してください。

Secure Global Desktop がバインドするインタフェースを正確に指定する場合にも、このコマンドを使用できます。この場合は、DNS 名と IP アドレスの一方または両方を含むコンマ区切りのリストを入力します。

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