Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド > アレイ、サーバー、負荷分散 > Secure Global Desktop への無認証接続の管理

Secure Global Desktop への無認証接続の管理

Secure Global Desktop への無認証接続は、サーバーのリソースを消費します。この現象を回避するために、Secure Global Desktop ではタイムアウトが使用されます。

ブラウザベース Webtop の場合は、Secure Global Desktop サーバーのタイムアウトが適用され、接続が切断されます。Sun Secure Global Desktop Client は終了します。2 つの制御が使用されます。

無認証セッションのタイムアウト。無認証 Webtop セッションが期限切れになるまでの時間を制御します。このプロパティーは、アレイ全体に適用されます。デフォルト値は 600 秒です。この設定は、次のコマンドを実行して変更できます。
tarantella config edit \ --tarantella-config-array-unauthenticatedsessiontimeout seconds
無認証セッションの制限。Secure Global Desktop Server で許可する無認証 Webtop セッションの数を制御します。このプロパティーは、サーバーだけに適用されます。デフォルト値は 100 セッションです。この設定は、次のコマンドを実行して変更できます。
tarantella config edit \ --tarantella-config-server-maxunauthenticatedsessions sessions

旧 Webtop の場合は、Java™ テクノロジクライアントにタイムアウトが適用されて、接続が切断されます。このタイムアウトは、クライアントから 6 個の AsadKeepAlive パケットが送信されたあとに発生します。デフォルトでは、100 秒おきに AsakKeepAlive パケットが送信されます。送信間隔は、/opt/tarantella/var/docroot/resources/login/sco/tta/boot/strap.html ファイルに設定します。

関連トピック
Webtop セッションとエミュレータセッションの概要