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Secure Global Desktop Web Server の概要

このトピックの内容
  • Secure Global Desktop Web Server について習得します。

Web サーバーは Secure Global Desktop をインストールした各ホスト上で稼働させる必要があります。Secure Global Desktop をインストールすると、Secure Global Desktop セットアップ によって Secure Global Desktop Web Server もインストールされます。Secure Global Desktop Web Server は、Secure Global Desktop 用に事前設定された Web サーバーです。その構成要素は次のとおりです。

Apache Web サーバーには、すべての標準 Apache モジュールが共有オブジェクトとして含まれています。

Secure Global Desktop ホスト上に既存の Web サーバーが存在していても、そのサーバーは Secure Global Desktop Web Server の影響を受けません。なぜなら、このサーバーは別のポート上で待機するからです。Secure Global Desktop Web Server を使用しなくてもかまいませんが、ユーザー独自の Web サーバーを使用するには、それを Secure Global Desktop 用に設定する必要があります。

Secure Global Desktop Web Server は標準の Apache 指令を使って設定できます。詳細については、Apache ドキュメントを参照してください。

Secure Global Desktop Web Server の制御は Secure Global Desktop サーバーとは独立して行ないますが、その際、tarantella webserver コマンドを使用します。

Secure Global Desktop Web Server のセキュリティー保護

また、Secure Global Desktop Web Server は、セキュリティー保護された (HTTPS) Web サーバーとしても機能するように設定されています。ユーザーは、適切なサーバー証明書をインストールするか、Secure Global Desktop セキュリティーサービスで使用されるサーバー証明書を共有するだけです。

Secure Global Desktop サーバーアレイ内のすべての Web サーバーが、同一の HTTP (または HTTPS) ポートを使用する必要があります。同一 Secure Global Desktop アレイ内で HTTP Web サーバーと HTTPS Web サーバーを混在させることはできません。

Web サーバーとのセキュリティー保護された接続を有効にした場合、クライアントプロファイルの URL を HTTPS URL に再設定する必要があります。

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