Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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端末エミュレータの属性マップを使うと、太字や下線などの文字属性を Secure Global Desktop 端末エミュレータで表示する方法を変更できます。たとえば、通常は太字で下線が付いているテキストを、Secure Global Desktop 端末エミュレータでは赤字で表示するよう指定できます (ただし、赤字かつ太字下線付きではありません)。
Secure Global Desktop には、デフォルトの属性マップ /opt/tarantella/etc/data/attrmap.txt
が用意されています。これは、文字属性を論理色 Color_15
(白) にマッピングします。また、ユーザー独自の属性マップを作成することもできます。
ユーザー独自の属性マップを作成するには、次の手順に従います。
/opt/tarantella/etc/data/attrmap.txt
のコピーを作成します。Secure Global Desktop 属性マップを使うと、次の属性をマッピングすることができます。
属性の組み合わせをマッピングするには、属性をプラス記号 (+) で区切ります。たとえば、Bold+Underline
のように指定します。
端末エミュレータで色を表示するために、Secure Global Desktop は論理色を RGB 値にマッピングします。たとえば、論理色 Color_9
は RGB 値 128 0 0
(赤) に対応します。
属性マップで属性を色にマッピングする場合、論理色名を指定します。次に例を示します。
論理色と RGB 値 のマッピングの一覧表については、attrmap.txt
のコメントを参照してください。
端末エミュレータで使うカラーマップを編集することにより、デフォルトの色マッピングを変更できます。
注 Wyse 60 端末は白黒です。しかし、Secure Global Desktop Wyse 60 端末エミュレータを使うことにより、Wyse 60 アプリケーションで色を表示できます。そのためには、属性マップを使うことにより、Wyse 60 アプリケーションの文字属性を色にマッピングします。
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