Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> ユーザーと認証
> Windows ターミナルサービスを使っていて、ユーザーが頻繁にユーザー名とパスワードの入力を要求される場合
入力を要求された際に、アプリケーションサーバー用または Windows ドメイン用のユーザー名またはパスワードに間違った値を入力し、「このパスワードを保存する」チェックボックスにチェックマークを付けて、情報をパスワードキャッシュに保存した可能性があります。
この問題を解消するには、アプリケーションを起動する際 (再開する場合ではない) に、Shift キーを押しながらリンクをクリックしてください。これにより、認証ダイアログボックスが再度表示されるので、ユーザー名とパスワードを訂正できます。
Secure Global Desktop は、ユーザー名とパスワードの情報を Windows ターミナルサービスに送って、ユーザーを認証します。認証が失敗した場合、Windows がユーザーに再度入力を要求します。認証が成功したか失敗したかを示す情報は、Secure Global Desktop に返されません。またパスワードが正しいか間違っているかにかかわらず、Secure Global Desktop パスワードキャッシュに情報の詳細が保持されます。
デフォルトでは、Windows 2000 Server アプリケーションサーバーは、Secure Global Desktop がそのパスワードキャッシュからアプリケーションサーバーにパスワードを提供するかしないかにかかわらず、ユーザーのログイン時に必ずパスワードの入力を要求します。デフォルトでは、Windows 2003 Server はパスワードの入力を要求しません。
この問題を解消するには、「Secure Global Desktop で使用する Microsoft Windows ターミナルサービスの設定」を参照してください。
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