Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
> アプリケーション、ドキュメント、ホスト
> アプリケーションが約 2 分後に表示されなくなる場合
アプリケーションが約 2 分後に予期せずにユーザーに表示されなくなる場合、プロキシサーバーの接続がタイムアウトした可能性があります。アクティビティーが何も行なわれない接続については、プロキシサーバーが一定時間の経過後にその接続を停止します。
Secure Global Desktop は、接続を開いたままにするために、デフォルトでは 100 秒ごとに keepalive パケットを送信します。アプリケーションが表示されなくなる場合は、接続を開いたままにしておくために keepalive パケットの送信頻度を上げる必要があると考えられます。
エミュレータセッションでは AIP keepalive を使用します。これは、ブラウザベース Webtop および旧 Webtop で使用します。keepalive を変更するには、以下を実行します。
代わりに、次のコマンドを実行することもできます。
tarantella config edit --sessions-aipkeepalive secs
旧 Webtop を使用する場合に限って、Webtop 接続で使用する keepalive の修正も必要なことがあります。Web ブラウザの keepalive を変更するには、次の手順を実行します。
/var/docroot/resources/login/sco/tta/boot/strap.html
および /var/docroot/resources/login/sco/tta/boot/autostrap.html
を開きます。AsadKeepAlive
パラメータの値を小さくします (例: 60)。エントリポイントの HTML ファイルを使用するカスタマイズテーマを作成した場合、エントリポイント HTML ファイルの AsadKeepAlive
パラメータを代わりに変更する必要があります。詳細は、「Secure Global Desktop でのプロキシサーバーの使用」を参照してください。
Native Client の keepalive を修正するには、次の手順を実行します。
/var/docroot/resources/login/sco/tta/boot/serverinfo.html
を開きます。WebtopKeepAlive=100
の設定値を小さくします (例: 60)。Copyright © 1997-2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.