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X セキュリティー拡張機能を有効にする (--securityextension)

この属性のオブジェクト

Object Manager

属性名 使用法
Enable X Security Extension ボックスにチェックマークを付けるか、チェックマークを消します。

コマンド行

コマンドオプション使用法
--securityextension true|false true または false を指定します。

説明

アプリケーションの X セキュリティー拡張機能を有効にするかどうかを設定します。

X セキュリティー拡張機能は、X クライアント (ホスト) を信頼されるクライアントと信頼されないクライアントに分類します。信頼されないクライアントは、信頼されるクライアントの所有するウィンドウやリソースと対話することができません。

安全でない可能性のあるホストから X アプリケーションを実行する必要がある場合は、X セキュリティー拡張機能を有効にして、アプリケーションを信頼されないモードで実行します。これにより、X アプリケーションが X サーバー内で実行可能な操作が制限され、表示が保護されます。

アプリケーションを信頼されないモードで実行するには、次の手順を実行します。

  1. 接続方法に SSH を使用するように、X アプリケーションを設定します。
  2. SSH を X11の転送を許可するように設定します。

信頼されないモードでは、Object Manager および Array Manager は正しく動作しません。これらのアプリケーションでは、X セキュリティー拡張機能を有効にしないでください。

-Y オプションをサポートする SSH のバージョンでは、X セキュリティー拡張機能は動作しません。

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