Secure Global Desktop 4.31 管理者ガイド
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> カラー品質 (--quality)
属性名 | 使用法 |
---|---|
Color Quality | リストから設定値を選択します。 |
コマンドオプション | 使用法 |
---|---|
--quality automatic|best|24|21|18|16|15|12|9|6 |
有効な設定値を指定します。 |
クライアントデバイスで表示される実効発色数。カラー品質を下げると帯域幅の使用量は減少しますが、同時に、表示できる色の数が限定されるようになります。
注 発色数が 8 ビットに設定されている場合は、この属性を利用できません。発色数が 16 ビットに設定されている場合、利用できる設定値は 16 ビット、15 ビット、12 ビット、9 ビット、および 6 ビットだけです。
デフォルト値「best
」を指定すると、ユーザーがアプリケーションを起動したときのネットワークの状態に合った最適な発色数に固定されます。発色数は、セッションの実行中には変更されません。
「automatic
」を指定すると、ネットワークの状態に合わせてカラー品質のレベルをセッション中の好きなときに変更できます。この設定は、次の範囲で機能します。
次の表に、数値の品質設定を使用するときのカラー品質の効果を示します。
カラー品質設定 | 16 ビットアプリケーションの カラー品質 (概算) |
24 ビットアプリケーションの カラー品質 (概算) |
---|---|---|
24 | - | 100% |
21 | - | 88% |
18 | - | 75% |
16 | 100% | 67% |
15 | 94% | 63% |
12 | 75% | 50% |
9 | 56% | 38% |
6 | 38% | 25% |
クライアントデバイスの物理的なカラー品質に、X セッションのカラー品質が強制的に適用されることはありません。たとえば、24 ビットカラーセッションが 8 ビットクライアントデバイスに表示されるときは、そのセッションが適切に表示されるように、画像がクライアント上でディザリングされます。
--quality 12
上記の属性は、カラー品質を 12 ビットカラーに設定します。発色数を 24 ビットに設定した場合は、クライアントデバイスでのカラー品質が約 50% まで下がります。
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