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カラー品質 (--quality)

この属性のオブジェクト

Object Manager

属性名 使用法
Color Quality リストから設定値を選択します。

コマンド行

コマンドオプション使用法
--quality automatic|best|24|21|18|16|15|12|9|6 有効な設定値を指定します。

説明

クライアントデバイスで表示される実効発色数。カラー品質を下げると帯域幅の使用量は減少しますが、同時に、表示できる色の数が限定されるようになります。

発色数が 8 ビットに設定されている場合は、この属性を利用できません。発色数が 16 ビットに設定されている場合、利用できる設定値は 16 ビット、15 ビット、12 ビット、9 ビット、および 6 ビットだけです。

デフォルト値「best」を指定すると、ユーザーがアプリケーションを起動したときのネットワークの状態に合った最適な発色数に固定されます。発色数は、セッションの実行中には変更されません。

automatic」を指定すると、ネットワークの状態に合わせてカラー品質のレベルをセッション中の好きなときに変更できます。この設定は、次の範囲で機能します。

次の表に、数値の品質設定を使用するときのカラー品質の効果を示します。

カラー品質設定 16 ビットアプリケーションの
カラー品質 (概算)
24 ビットアプリケーションの
カラー品質 (概算)
24 - 100%
21 - 88%
18 - 75%
16 100% 67%
15 94% 63%
12 75% 50%
9 56% 38%
6 38% 25%

クライアントデバイスの物理的なカラー品質に、X セッションのカラー品質が強制的に適用されることはありません。たとえば、24 ビットカラーセッションが 8 ビットクライアントデバイスに表示されるときは、そのセッションが適切に表示されるように、画像がクライアント上でディザリングされます。

過去のコマンド構文またはプログラムコードのスキップ--quality 12

上記の属性は、カラー品質を 12 ビットカラーに設定します。発色数を 24 ビットに設定した場合は、クライアントデバイスでのカラー品質が約 50% まで下がります。

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