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Secure Global Desktop によるアプレットの使用方法

ブラウザベース Webtop を使用する場合

ブラウザベース Webtop を使用する場合、Sun Secure Global Desktop Client Helper がアプレットとして利用可能になります。このアプレットの役割は、次のとおりです。

Sun Secure Global Desktop Client をダウンロードしてインストールする。
Sun Secure Global Desktop Client を起動する。
Webtop 上または新しいブラウザウィンドウ内に表示されるアプリケーション (定位置アプリケーション) に対する表示エンジンを管理する。
Web ブラウザに画面の再描画を要求するなど、Sun Secure Global Desktop Client から受け取った指示に応答する。

また、ブラウザベース Webtop では、端末エミュレータアプレットと X エミュレータアプレットを使用して、Webtop 上または新しいブラウザウィンドウ内にアプリケーションを表示します。ただし、これらのアプレットをカスタマイズしたりスクリプトを作成したりすることはできません。それらをカスタマイズしたりスクリプトを作成したりする場合は、旧 Webtop を使用する必要があります。

これらのアプレットは使用しなくてもかまいません。それらを使用しない場合、アプリケーションを Webtop 上や新しいブラウザウィンドウ内に表示することはできず、ユーザーは Webtop の表示を手動で更新する必要があります。

旧 Webtop を使用する場合

旧 Webtop を使用する場合、アプレットを使ってユーザー認証、Webtop レンダリング、およびアプリケーション表示が行なわれます。

提供するアプレットは次のとおりです。

上記のアプレットを HTML ページでグラフィックファイルと一緒に使用して、Secure Global Desktop のテーマを構成します。たとえば、X エミュレータアプレット XDE.class を HTML ページ xde.html で使用して、sco/tta/standard Webtop テーマの一部にします。

JavaScript を使ってアプレットを操作できます。これにより、ユーザー独自のカスタム Webtop を作成することや、Webtop 全体を不要にすることができます。「Launching applications from JavaScript」に、Webtop 機構を使わずに、ユーザーが Web ブラウザでその Web ページを指定するとアプリケーションを起動できるようにする方法についての説明があります。

エミュレータアプレットを使うと、必要に応じてアプレットのパラメータを使って、アプリケーションオブジェクトの属性を無効にすることができます。ただし、この方法を使用できるのは、X アプリケーションと文字型アプリケーションを設定する場合に限られます。アプレットのパラメータを使って、Windows アプリケーションの動作方法を変更することはできません。

注ユーザー独自のテーマを作成する場合、Secure Global Desktop アプレットの 1 つを取り込む際に、TTAAPPLET 要素を使用する必要があります。

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